美容外科でのほうれい線対策

自分でやるほうれい線対策に限界を感じた際、エステや美容外科など、プロの手に頼ることを考える人も居ると思います。

 

・・・が、結論から言えば、たとえプロであっても、エステに頼るのはやめたほうがいいでしょう。

 

なぜならエステティシャンというのはあくまで民間資格であって医療行為は一切できませんし、医師免許と比べると資格取得や認定もはるかに容易なので、「レベルの低いエステティシャンにあたる」というリスクがどうしても出てしまいます。

 

ですからどうしてもプロの手に頼りたいと考えるなら、美容外科を選ぶほうがいいでしょう

 

医師免許は資格の難易度からすればトップクラスですし、何より、自己流ケアやエステではできない「医療行為」にまで踏み込めるという強みがあります。

 

というわけでここでは、美容外科で行なわれる、ほうれい線対策の内容についてお話しします。

 

注射によるほうれい線対策

ほうれい線対策でよく使われる手段といえば、注射による治療でしょう。
コラーゲンやヒアルロン酸、ボトックス等を注入する注射治療をおこないます。

 

これらの注射治療は「日帰りで手軽にできる気楽さはあるが、効果が長続きしない」というのがデメリット。

 

一度やれば効果がずっと続く、というものではないのです。

 

また、この中で特に注意をしなければいけないのはボトックス注射。

 

ボトックスは「物理的に表情筋の動きを抑制する」という性質があることから、「口を動かしづらくなる」「食事の際、噛みごたえのある食べ物を食べるとあごが疲れやすくなる」などといった自覚症状が出ることもあります。

 

さらにボトックスというのは「ボツリヌス毒素」から抽出した成分ですから、成分そのものにリスクがあるのも事実。
しかもそのリスクは注射部位だけでなく、全身におよびます。

 

その証拠に、ボトックス注射をする際は、まともな医師であれば「注射後3ヶ月程度は避妊するように」と忠告するほどですからね。

 

つまり、ボトックス注射は胎児に影響を与えるほどのリスクがあると医学的に認識されているのです。

 

ボトックス注射によって重大な副作用が起こる頻度はそれほど高くはありませんが、
「毒素からできたものだけに、より注意すべき点がある」ということだけは忘れないようにしましょう。

 

近年注目を集めている画期的な注射治療法とは

注射によるほうれい線治療は、コラーゲンやヒアルロン酸・ボトックスだけではありません。
半永久的な効果持続が期待できる画期的な注射治療法として、アクアミド注射というものが近年注目を集めています。

 

ソフトコンタクトの原料に使用されるアクアミドは、ヒアルロン酸などのように「いずれはすべて体内に吸収される」ということもないので、半永久的な効果が期待できるというわけです。

 

ただし、半永久的な効果が期待できるということは、逆に言えば「注入に失敗しても、消すことができない」ということでもあります。

 

さらに、「年数が経つにつれて、アクアミド注入部分がしこりのようになる」「注入部分が壊死した」などという副作用も報告されています。

 

アクアミドは画期的な注射治療法であるけれど、けっして「絶対安全で万能」というわけではない、ということを理解しておきましょう。

 

その他のほうれい線治療あれこれ

注射治療法よりもさらに踏み込んだほうれい線治療として挙げられるのが、針と糸を使ったリフトアップ手術ですね。

 

リフトアップ手術は、皮下に糸を挿入して、その糸によるリフトアップ効果でシワ解消をする、という方法です。

 

リフトアップ手術に使う糸の種類はさまざまで、「皮下で溶ける糸」「半永久的に残る糸」「純金で作った糸」などを使い分ける形となります。
ちなみに溶ける糸を使った場合は、効果はだいたい1年前後、というところでしょうか。

 

さらに、その他にほうれい線対策に使えると考えられる治療法としては、

 

  • レーザー治療
  • 高周波治療
  • 超音波治療
  • ダーマローラー

 

 

などといったものが挙げられます。

 

美容外科でのほうれい線治療を検討する人へのアドバイス

美容外科でどんな治療法を選ぶにしろ、「まったく何のリスクも無い治療」というものは存在しません。

 

ですからほうれい線治療を受ける際は、得られるであろうメリットの話だけでなく、デメリット・リスクについてもしっかりと聞いておきましょう。

 

また、医師の腕によってそのリスクの度合いは大きく違ってきますので、
「ほうれい線治療を数多く手がけている医師を選ぶ」というのも大切なポイントです。

 

美容外科のホームページを見れば、得意とする治療は大きく宣伝されているケースが多いですから、「ホームページを見れば、ほうれい線治療を積極的にやっていることがひと目で分かる」
というのを、美容外科選びのひとつの目安にするといいでしょう。